戦国大魔人

<データ>

管理番号 菓子名 菓子種 製菓会社 オマケシール名 単価 総弾数 全種類
S-23 戦国大魔人 準チョコ菓子 森永製菓 バトルマンシール 30 2弾 全71種類?

<ストーリー>

5枚の割り符を集めると出現するといわれている、驚異の魔神「戦国大魔人」。

この魔神の力を手に入れた者はこの世界を掌握できるいわれている。

この割り符をめぐって、神に選ばれた正義の忍者軍団「忍神」、

宇宙からやってきた妖術使い軍団「妖魔獣人」、

カチュウと呼ばれるスーツに身を包んだサイボーグ軍団「甲冑軍団」の3軍団の三つ巴の戦いが幕を切る!

後に5つの割り符は揃い、戦国大魔人はついに発動する!

しかしその圧倒的なパワーの前に忍神、妖魔獣人、甲冑軍団は

忍神の秘魔神と脳心の2人以外全滅し、生き残ったこの2人も長い冬眠に入ってしまう。

3軍団のキャラクターは実体がなくなったため、各軍団の主要キャラクターは己の守護神を呼び出し、

さらには金で「バウンティハンター」という仕事人を雇って活動することになる。

そして再び、戦国大魔人を動かすための「謎の生命体」が収められた「魂帝箱」を探すという戦いが

また始まるのであった……

秘魔神

忍神の最高指導者。

御魔守

忍神のヘッド。秘魔神の意志を矢文で伝える。


八手天狗

妖魔獣人の最高指導者。後ろの絵柄にあるのが割り符の一部だ。

双砲騎

甲冑軍団の幹部キャラクターの一人。


鎌切無神

第2弾の守護神キャラクター。青いスモーク膜を剥がすと正体があらわれる。

●観音母

忍神の傭兵。


ハロウィー

妖魔獣人の傭兵。

Missバチ

甲冑軍団の傭兵。


<解説>

森永がシールブームの中期にリリースしたオマケシール。

1弾のうちわけは、全36種類にWシールホロ1枚、プリズム2枚、アルミ8枚、ノーマル25枚の36枚。

1弾のストーリーにある5枚の「割り符」はそれぞれ2つに分かれており、

ヘッド級のキャラクター(「忍神」に2人+「甲冑軍団」4人+「妖魔獣人」4人)のバックに描かれている。

また、「忍神」12人+「甲冑軍団」「妖魔獣人」の割り符を持つ8人の全20キャラの裏紙をあわせると

「戦国大魔人」の絵柄が現れる。けっこう凝った作りをしているのだ。

2弾の全容は中古市場から徐々に判明してきているが、

1弾キャラの守護神はWアルミシールで、1枚目は青色のスモークになっている。

また、「秘魔神」「脳心」の2枚は見る方向によって絵柄が変わるチェンジングシール。

 

<歴史>

コミックボンボンの強いプッシュがあったものの、

リリース発表と実質的な全国発売の間に半年以上ものブランクがあったせいか、

あまり盛り上がることなく人気が沈下した。

一応2弾のリリース発表があったが、

これが本当に全国発売されたのかどうかは長い間の謎であった。

しかし最近のオマケシールブーム再燃により、

ポロポロと実物が発見されて「実は発売されていたようだ」という結論が出た。

しかし、ボンボンに発表されたキャラクター以外のキャラクターもいるようなので、

現時点で俺も全容解明はできていない。情報請う!

 

・第1弾:

「忍神」、「妖魔獣人」、「甲冑軍団」が戦国大魔人をめぐって抗争を繰り広げ、

それぞれ12人のキャラクターが登場する。

ヘッド級のキャラクターはアルミやプリズムとなっているが、

種類が多いせいもあるがプリズムよりもアルミが出にくかったと記憶している。

 

・第2弾:

1弾のキャラがほぼ全滅したため、

「忍神」の秘魔神と脳心以外は全員新キャラ。

軍団そのものの存在は残っているようだが、

主に「バウンティハンター」がメインキャラになっている。

ただ、バウンティハンターは軍団ごとに雇っているキャラのタイプが異なるようで、

「忍神」は日本の妖怪タイプのバウンティハンターを、

「妖獣魔人」は昆虫タイプのバウンティハンターを、

「甲冑軍団」は世界中の伝説ネタのバウンティハンターをそれぞれ雇っている。

 

<備考>

・確か、ボンボンの別冊かなにかで読み切りのマンガがあった。詳しい事は忘れてしまったが、

主人公は千風鬼と雲堂海の2人だったはず。

・実際のところ、当時2弾がどれだけ流通していたのかが気になるところ。

 

<シールリスト>