銀河伝説バトラーの聖剣

ウィンポリア12星団に危機が迫った！　邪悪の帝王ダギマが手を伸ばしてきたのだ。

次々と送られてくる奇怪なモンスター軍団に立ち向かうのは

正義の勇者ベルダ、伝説の英雄カッツェル、そして選ばれた勇者たち。

勇者よ、まぼろしの王国を復興するために、伝説のバトラーの聖剣を手に入れて悪の根源を断ち切るのだ！

モンスターとの激戦を繰り返し「悪の帝王ダギマ」を倒すべく、次の星「惑星ガッシャ」に飛び立った。

ガシャでは、5000年前、ダギマの手により星の空気が妖生物化してしまっていた。

そのために勇者達のクロスは、ドロドロに解けるという絶体絶命の危機におちいってしまった。

その瞬間、勇者達の目の前に現れたのは、伝説の生獣クロス・フォラルだった。

勇者達を助けるため、自ら体を生体変化させ、思考能力をも備えたクロスに変身した。

そして、奇怪モンスターを破るため勇者達と合体！　ここにバイオクロスが誕生したのだ。

伝説のバイオクロスによって、惑星ガシャの危機を救った勇者達だったが、

帝王ダギマは、次なる惑星、バーハードに魔の手を伸ばしてきたのだ。

『バーハードを救わなければ!!』。ウィンポリア古文書によれば、

強靱な衣をまとったローデレールの英雄と、王家の宝物××××××が

5000年の眠りについていると言い伝えられている。

（当時のコミックボンボンの広告記事より抜粋）

＜解説＞

コミックボンボンをメインに情報展開していった、

不二屋がシールブーム後期にリリースしたスペースオペラ的世界観のリンク食玩シリーズ。

１弾ではオマケシールと、クロスアップタイプのフィギュア食玩の２商品が展開された。

１弾は全12種類。ベルダ＝キース側の勇者５人とベルダの６種類が、

人形に鎧や武器を着けるクロスアップ人形で、

モンスター６種類は人形の一部分が伸びるプッシュアップ人形になっている。

残念ながらシールは１弾で打ち切られ、２弾はフィギュアのみで続弾される形となる。

２弾も全12種類で、ベルダ＝キース側の勇者５人とベルダの６種類が、

クロスをバックに被せるような形のバイオクロス人形で、

モンスター６種類がパーツを付け加えるパワーアップパーツ人形になっている。

そして続く３弾ではフィギュアの他に、新たに「ジョイントプラ」というフレーム付フィギュアが登場。

３弾のフィギュアは全12種類で、プッシュアップ人形はなくなり、

クロスアップ人形10種類（勇者側、モンスター側とも）になり、鎧や武器を着けるタイプになり、

他に武器セットが２種類がラインナップされている。

一方のジョイントプラは全32種類。

残念ながらこの３弾で「バトラーの聖剣」シリーズは打ち切りとなってしまう

（まだ半分も惑星をまわっていないのになぁ……）。

＜備考＞

・１弾のフィギュアの人形の色、クロスの色はそれぞれ５種類（グレイ、黄、青、赤、黒）ある。

また、クロスには金メッキバージョンもあった（これはもちろんレア）。

・ジョイントプラにもいくつかの色違いがあったが、全部でいくつあったのかは不明。