東西お化け軍団シール

<データ>

管理番号 菓子名 菓子種 製菓会社 オマケシール名 単価 総弾数弾 全種類
S-16 ビックリカップラーメン しょうゆ味、カレー味スナック麺 ベビースター 東西お化け軍団シール 60 3弾? 全?種類
S-16 魔界大戦スナック コンソメ味スナック ベビースター 東西お化け軍団シール 30 3弾? 全?種類

<ストーリー>

昔、お化け達は、静かに暮らしていましたが、

人間達の年中起こる戦争を見て、それを真似て戦い始めました(う~ん)。

それが、大きな魔界戦争となり、

だれもが支配者となるため、全ての霊力や呪文が思い通りに操れる呪文帳を求め始めたのです。

呪文帳を手に入れた者は、魔界の支配者妖メン皇帝も倒せるので、

妖メン皇帝も悪魔の魂で武装し、守り始めました。

この戦いが、ますます激しくなり人間界にも戦火が飛んできました。

さて、この東と西のお化け、さらに人間界を巻き込んだ戦いで、魔界の支配者は一体誰になるのでしょう?

(当時の店頭配付用ミニブックより一部修正して抜粋

ハルク・ホーダン

お払い四天王のひとり。妖怪達をお払いする人間界の戦士だ。左は、1枚目のシール。ビックリカップラーメン当時、中身のシールが分からないように、1枚目はこうした統一絵柄のシールでキャラクターを隠していた。


平賀源雷

東軍の妖怪。

マジョリン・モンロー

西軍の妖怪。    


<解説>

ベビースターがオマケシールブーム初期にリリースした、妖怪をモチーフにした世界観のシール作品。

妖怪たちは東西に分かれており、それぞれ東洋・西洋の偉人達が妖怪と化しているのだ。

 

シールはすべて蓄光シールで、暗闇で光るという無気味な選出がされている。

また、ビックリカップラーメンに付いていたシールはWシール状態で、

妖怪の姿の描かれた2枚目のシールの上に正体を隠すために共通したシールが貼られていた(上の画像を参照)。

 

ナンバリングがされていないので、その妖怪が東軍なのか西軍なのかは、

妖怪のモトネタで判断するしかないが、一応キャラクターの名前が書かれた看板でも判断はできる

(基本的に卒塔婆みたいなのが東洋で、十字架のある墓標みないなのが西洋である)。

 

ネタにしている有名人どもが、石原裕次郎やジョン=レノンまでも妖怪にするという、無法ぶりが気持ちいい。

全部で何種類あるのかは不明だが、

「わんぱっくコミック増刊 超人気おまけシール&カード激突号」の発表によれば、3弾まで出ていたらしい。

 

<備考>

・当時、店頭配付用に8Pくらいの簡単なミニブックが作られた。

内容はストーリー説明とマンガのみだが、そのマンガを描いているのは、4コマギャグで有名な、ひのもとはじめ氏(おそらくシールのキャラデザインも、ひのもと氏だったんじゃないかと思う)。

 

・ビックリカップラーメンに付いていたWシールの1枚目のシールを5枚集めて送ると、

抽選で妖メン皇帝入りシールホルダーが当たった。